FLAMINGOES / Plastic Jewels (1995)

　本日よりスタートの「本日のＣＤ」（CD of Today）。えーと、Absolute Powerpop の "CD of The Day" のパクリです。気ままに、お気に入り旧譜を紹介していきますので、ドゾドゾよろしくお願いします。

PLASTIC JEWELS

　ファウンテインズ・オブ・ウェインのファーストと同じくニック・ワプリントンの写真をアートワークを起用（発売はフラミンゴーズの方が早い）していたことで知られるロンドン出身の３人組バンド。この事実のみが語られるのみで、このアルバムの音が語られないとしたら、それは大変不幸なことだ。
　フラミンゴーズは93年に双子の兄弟ジェームズ・クックとジュード・クックによって結成。94年にシングル "The Chosen Few" でデビュー。95年２月で全世界（日本盤は徳間ジャパンより）でアルバム発売。発売当初は大々的に注目を集めたものの、その後バンドは何故か活動を沈黙。07年の "Street Noise Invades the House" のリリースまで何と12年を要した。
　掛け値なしに素晴らしいメロディが詰まった傑作アルバム。ＦＯＷのファーストと同程度の評価を受けるべき作品だ。疾走感溢れるクランチーなギター・サウンド、甘く青臭いボーカル、キャッチーなメロディ、全てにおいてＡ+といえる。全曲良いが、パワポ好きなら M-1、M-2、M-4、M-7、M-11 あたり是非聴いてもらいたい。
　彼らはアルバム・タイトルのようなプラスチックの宝石ではなく、本物の宝石たちだ。このアルバムの曲は現在もなお、眩いばかりに光り輝いている。