ザ・レッド・ボタンは
ロスアンジェルスをベースに活動するシンガーソングライター Seth Swirsky と
ミネアポリスをベースに活動していたレックス・デイ
ジー(現在は解散)の Mike Ruekberg が新たに結成したバンド(ユニット?)。これは彼らの、セルフ・リリースによるファースト・アルバムだ。これが「60年代AMレディオ・ポップソング」とでもいうべき、普遍性に溢れた珠玉のポップ・アルバムで素晴らしすぎ。Seth Swirsky のファースト・ソロ「インスタント・プレジャー」(2005年)はその年のぼくのマイ・ベストワンに輝いた作品(→
こちら)なのだが、今作はそれに優るとも劣らない作品に仕上がっている。全11曲捨て曲なし。プレイボタンを押すと夢のような心地の30分間が展開される。
ポール・マッカートニー好き、ジェフ・リン好き、ジェリーフッシュ好き、全てのビー
トリッシュ・ハーモニーズ・ポップソング好きは激マスト(オア・ダイ)盤といえるでしょう。これはパーマネントなバンドなのか詳細は分からないが、活動を継続していって欲しいと思う。このコンピのよるソングライティングもっと聴いてみたいと切に願う。